地域づくりの取り組みにおける、海外の国際開発援助の合意形成作りを国内向けに活用する基本手法の研修会がRRPFプロフェッショナルの三好崇弘氏が主宰する。「グローカルな仲間たち」が主催する会です。ネットワーク作りにもとても好評な研修会です。どうぞご参加ください。
対象者:地域づくりの専門家、これから地域づくりの取り組むことを検討している方、地域創生に関連するビジネスを検討している企業の経営者、担当者。地方の自治体、組織など、地域住民と専門家を招いて地域づくりを推進する担当者。理論を学びますが、実践的なすぐに使える手法です。
☆開催に向けて☆
 これまで「グローカルな仲間たち」では、日本の地域づくり(地方創生・地域再生)と国際協力(村落開発・貧困削減)には多くの接点があるという信念で、国内の都内や地方で研修会やイベント、現場訪問などを開催してきました。
 日本の地域づくりにはそこにある資源(人財・自然)を活用した好事例がある一方で具体的な事業化(プロジェクト)にするための一貫したツール(道具や言語)が存在していません。
 一方、国際協力の世界では、世界で共通するロジカルフレームワーク、それを作り管理するPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)がありますが、国内の地域づくりへ応用が広がっておりません。
PCMサイクル 国際協力と地方創生07
     PCMの考え方  と  地域再生の2軸4象限
 先月2月22日に開催された「国際協力と日本の地方創生: 比較から見える新しいアプローチ」のイベントでも、PCMを学びたいという声と地域づくりの手法を学びたいという声が多く上がりました。
その声に答えて、以下の研修会を開催することになりました。
宮城大学PCMワークショップ4
(PCM研修の一場面)
☆概 要☆
タイトル: 地域づくり(地方創生・地域再生)のためのPCM
特徴:
1) 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を、国内の地域づくり(地方創生・地域再生)に応用するための実践的な研修です。
2) 国内の地域再生マネージャーの思考「地域ビジネスと組織づくりの2軸4象限」の思考法をとりいれ、国際協力と地方創生が融合した新しいアプローチを学びます。
3) PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験し、地域再生マネージャーの思考法を身に着けることで、国内外における地域や組織、また個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
日時: 2019年4月27日・28日 10:00- 18:00
場所: 東京都北区 神谷区民センター
   (JR東十条・南北線志茂駅から10分ほどの場所)
講師: 
 三好崇弘(グローカルな仲間たち主催)  塚田佳満 (RRPF理事)
 三好崇弘  塚田3
 三好崇弘(プロフィール)      塚田佳満 (プロフィール)
 上記のダブル講師に加えて、当日はファシリテーター(グループワークの進行役)も2名配置予定です。
参加資格: 日本の地域おこし・地方創生・地域再生に関わっている、またはこれから関わる意思がある方。国際協力で使われているマネジメント方法を学びたい方。業界を超えた新しい人脈を形成したい方。学生も可。尚、グローカルな仲間たちGLFP.JP(会費無料)のメンバーではない方は、メンバー登録が必須です。参加日当日でも可。
参加費: 10,000円 (フルタイム学生及び地方・遠方からの方は、半額5,000円。)
   (上記料金は会場代、資料代、懇親会参加費を含みます)
   (地方・遠方の方とは当日宿泊が必要な程度の範囲。ご相談ください)
参加方法: 以下から登録してください。(最大人数16名。定員になり次第締め切り)
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その他: 本研修会は「グローカルな仲間たちGLFP.JP」が主催し、事務会計・総務は有限会社エムエム・サービスが管理する事業です。 受講者で一定の参加をした方には「地域づくりPCM研修 受講証明書」が発行されます。
宮城大学PCMワークショップ2
☆プログラムの構成☆
第一日
10:00-12:00  地域づくりPCMとは
13:00-15:00 資源分析と問題分析
15:00-17:00 解決分析と事業化分析
17:00-18:00 まち歩き(懇親会の総菜を地元商店街で購入体験)
18:00-20:00 参加者の事業紹介と懇親会 (人脈づくり)
第二日
10:00-12:00 ロジック・モデル
13:00-15:00 指標とモニタリング
15:00-17:00 ファシリテーションの道具箱
17:00-18:00 スマフォでまち歩き体験
18:00-      懇親会(こちらは希望者のみ)
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【解説: PCMについて】
PCMとは

PCM」= プロジェクト・サイクル・マネジメントとは、国際協力や国内でのまちづくりなどで活用されている、様々な意見を具体的なプロジェクトに変えて、実施から評価までを一貫して管理運営する各ツールが統合された手法です。今話題のロジックモデルや評価システムまでも含むマネジメントツールの宝庫です。


 以下からテキスト等をダウンロードできます。

                           http://glfp.jp/blog-entry-4.html
 今回の研修で学ぶのは国際協力のPCMではなく、地域づくり(地域再生・地方創生)のために再構成されたPCM計画編です。地域の資源(人・モノ・自然)を重視し、また発想法もより広く柔軟に、かつシンプルにしました。 一般的なPCMのテキストに加えて追加的なテキスト(地域づくり応用編)も並行して使います。
 この研修は、独立した研修としても受けられますが、「地域づくりファシリテーション」を身に着けるためのプログラムの一部でもあります。「地域づくりファシリテーション」プログラムは「守・破・離」という3つのステップからなり、本PCM研修はその第一ステージである「守」となります。この研修の後で、希望すればPCM以外のツールを総体的に学ぶ「破」のステージ、さらに現場で自分のツールを開発し身に着ける「離」のステージに進みます。「守・破・離」のステージを通じて、地域づくりファシリテーションを自身のモノにすることができます。詳しくは、研修で初日に説明いたします。 「守破離」とは? (ウィキペディアより)
 事例: 前回のPCM研修@宮城大学の様子

http://glfp.jp/blog-entry-3.html

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参加方法: 以下から登録してください。(最大人数16名。定員になり次第締め切り)
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問い合わせは、申し込みフォームにてお送りください。