東京藝術大学美術学部国際文化財修復室特任研究員

専門分野:国際協力としての文化遺産マネジメント

経歴:津田塾大学学芸学部国際関係学科(日本語教員過程副専攻)卒業(2006年)、米国メリーランド州立大学カレッジパーク校建築、計画、保存学部文化遺産保護修士課程修了(2008年)。米国国立公園サービスや米国国際記念物遺跡会議(US/ICOMOS)などのパブリック、プライベート両セクターでインターン経験を積む。

独立行政法人東京文化財研究所文化遺産国際協力センターアソシエイトフェロー(2009年~2014年)、独立行政法人国際協力機構(JICA)保存修復計画専門家(2014年~2016年)として大エジプト博物館保存修復センターにて勤務。文化遺産に携わる様々な分野の専門家や諸機関が参加する拠点組織の運営を通じ、ネットワーク構築と情報共有を促進するほか、文化遺産国際協力活動に関する調査研究や普及・啓発活動を行う。特に、バーレーン、ミャンマー、フィリピンにおける文化遺産状況調査や関連国際協力事業を立ち上げる。現在は、大エジプト博物館保存修復プロジェクトにおける事業モニタリングを担当するほか、エジプトのカイロ歴史都市やバーレーンの遺跡において、文化遺産マネジメントに関する研究と実践を行う。

近著は「イスラームと文化財」新泉社  野口淳・安倍雅史/編。

業績一覧:http://researchmap.jp/haradarei/