化石の研究が専門の古生物学者.
鹿児島大学理工学研究科生命物質システム専攻修了(理学博士).
京都大学霊長類研究所,産業技術総合研究所の研究員等を経て2011年に株式会社ActoWを設立,自然史博物館の企画支援や恐竜グッズなどの商品開発,自然科学をいかしたまちづくり参画などを行う.

現在は,兵庫県丹波市の地域おこし協力隊として現場に入り,恐竜をいかしたまちづくりを実践中.

全国の恐竜産出地域の基礎自治体で手を組む「恐竜連携(仮称)」を提案し,協力体制を築いたり,丹波市で発見された丹波竜にちなんだオリジナルグッズの開発ならびに販売ルートの開拓,「丹波竜化石工房ちーたんの館」の来館者増,周辺地域への回遊促進などの事業を手掛けている.

その先に,フィールドワーク主体の自然科学者を,大学や研究施設のない地方自治体に派遣し,地域おこしをしながら研究が続けられる体制づくりを計画中.

また,古生物学者として古い文献に出てくる不思議な生き物を研究する「妖怪古生物学」を提唱し,全国で活動している.

近著は
・「荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録 東北編」学研プラス
 荒俣宏・荻野慎諧・峰守ひろかず 著

・現代思想2017年8月臨時増刊号 総特集=恐竜
 論考「恐竜」と科学普及のみちすじ